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給料から差し引かれる源泉所得税が増えています。 [給料計算事務]

平成23年1月分の給料から差し引かれる源泉所得税の金額が増えている人がいると思いますが、何故なのか理解しましょう。

これは税制改正によるもので、15歳以下のお子様をお持ちの別途子供手当てを支給される給与所得者が対象になっています。

昨年まで扶養家族に入っていたお子さんが、今年から扶養家族から外れているのです。

変更点は、年齢別では15歳以下の年少扶養親族は全面的に廃止、高校無償化に伴い16歳から18歳までは扶養控除の上乗せ分が廃止、特定扶養親族の範囲が19歳から23歳までと変更されました。

その他の変更点もいろいろあります。

ここで給与所得者が気をつけなければならない事は、会社の給料計算で、これらの変更点が速やかに正確に行われているか、ということです。

1月分の給料明細書を今一度確認してみましょう。

給料明細書に不備がなければいいですが、少しでも疑問に思ったら会社に問い合わせをした方がいいかも知れません。

扶養家族の控除が違ったまま、1年間過ごすことになります。

その分多くの所得税を天引きされ続けるわけですから。

しかしながら、平成23年分の年末調整で正確な年税額がでますので、大騒ぎすることもないかも・・・。

気になる人は、確認しましょう。



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経理事務の仕事体験記

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